産後の体重は元に戻るの?妊娠中何キロ太った?妊娠中から産後2ヶ月までの体重を赤裸々に公開する。
皆さまこんにちは。
ズボラ妻です。
妊娠中の体重増加って気になりますよね。今5ヶ月だけど何キロぐらい増えていたら大丈夫なの?今日はそんな疑問に答えながら妊娠中から産後の体重についてお話しします。
ズボラ妻の体重についても赤裸々に一挙大公開しちゃいます。
太りすぎると何が起こるの?
つわりが明けてご飯が美味しい!ついつい食べすぎてしまう。そんなことありませんか?でも食べ過ぎ・太りすぎには注意が必要です。
妊娠中に太りすぎると以下のリスクが高まります。
妊娠糖尿病
「妊娠糖尿病」とは、妊娠の影響で発症する糖代謝異常の一種です。妊娠前から糖尿病と診断されていたわけではなく、妊娠中に初めて見つかったもので、糖尿病には至らないものを指します(※1,2)。
すべての妊婦さんのうち、妊娠糖尿病と診断される割合は約12%で、今まで糖尿病とは縁がなかった人でも発症することがあります(※3)。
妊娠糖尿病になると、様々な合併症が起こるリスクや、将来的に糖尿病になる可能性が高まるため、早期発見と適切な対処をする必要があります(※1)。
さらには流産や早産のリスクが上がるようです。
妊娠高血圧症
妊娠高血圧症候群とは、妊娠中に何らかの原因で高血圧になるか、高血圧に加えて蛋白尿が出る病気の総称です。ちなみに、一昔前は「妊娠中毒症」と呼ばれていました。
日本産科婦人科学会の定義では、「妊娠20週以降、分娩後12週まで」に起こるものを妊娠高血圧症候群とし、妊娠20~32週未満で発症したものを「早発型」、妊娠32週以降に発症したものを「遅発型」と分類します(※1)。
妊娠高血圧症候群は、全妊婦の約3〜7%に発症し、重症化すると母子ともに命の危険にさらされることもあります(※2)。
胎盤の機能が低下し、早産や未熟児の原因の一つにもなるようです。
他にも
・身体が重く腰痛などを引き起こす。
・産道にも脂肪がつき、難産になりやすい。
などのトラブルを招いてしまうこともあります。
体重はどのくらい増やして大丈夫?
妊娠中の適正体重はもともと痩せているか・太っているかによって変わります。
まず自分のBMIを計算します。BMIというのは、体重と身長の関係から肥満度を表す体格指数です。
BMIの計算式は以下の通りです。
体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))=BMI
例えば身長160cm 体重50kgの人であれば、
50kg÷(1.6m✕1.6m)=19.53...となります。
この体重増加は出産直前の体重です。
上記の例であれば、BMIが18~24の間なので、元の体重から7~10kgの増加が理想ということですね。
ちなみにズボラ妻はBMIが18~19程度にも関わらず、出産直前の体重は元の体重の
+14kg。
いやいや、どーなってんの。何が入ってるの。どう見ても増えすぎ。
体重増加のペース配分は?
出産までの理想の体重が分かったら、次はどのくらいのペースで増やしていくかを知る必要があります。
妊娠4ヶ月末(15週)まではつわりなどもあり、体重増加はなくても問題ありません。
妊娠5ヶ月(16週)以降は標準体型の場合(BMI18~24)、500g/週が平均と言われています。
また、時期によってペースも異なり、安定期である妊娠中期には4~5kg、妊娠後期には2~3kgの体重増加が理想です。
と言いながら、ズボラ妻は妊娠15週ですでに+4kgを突破していました。てへ。
赤ちゃんは3kgくらいなのに、どうして10kgも増えるの?
体重増加の内訳は以下のようになっています。
赤ちゃん:3kg
胎盤:0.5kg
羊水:0.5kg
血液:2.5kg
子宮や乳房:1.5kg
合計:8kg
これに加え、ホルモンバランスの変化などで脂肪や水分が増えるため、7~10kgが理想と言われています。つまり、8kgを超えた分は脂肪です。
+14kgまで増えたズボラ妻の身体には6kgの脂肪が。
産後の体重は?
産後すぐに赤ちゃん・羊水・胎盤が出ることで4kg程度の体重の減少があります。
その後蓄えられていた水分などが排出されることで、1ヶ月程度で4~6kgの減少があるようです。
ズボラ妻の場合、産後すぐ4kgの体重減少があり、その後入院中に1日1kgペースで3kg体重が落ちました。
このペースで減ればあっという間に元に戻るぞと思っていたのですが。
甘かったです。
現在の体重は産後2ヶ月にして元の体重+6kg。
あれ、どこかで聞いたような数字だな。
......脂肪だ!!
見事に余分な脂肪が残ってしまいました。
骨盤体操などをしながら引き締められるよう努力します。
ストレスのない適切な体重管理を
妊娠中はつわりで食べられなくなったり、突然食欲が増進したり、体重管理が難しいですよね。
体重の増加は理想内におさめるのが一番ですが、それによってストレスをかかえてしまうのもよくありません。
自分のできる範囲の食事制限や軽い運動などで、体重管理をすることをおすすめします。
それでは今回はこのへんで。